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友人のPaul F6EXVが、クロゼ(Crozet)へのDXペディション・プロジェクトについて最初に言及したのは、2019年10月のミーティングでのことでした。クロゼはMost
wanted DXCC entityリストで3番目に位置しています。クロゼがリストの上位にあるということは、クロゼへのDXペディションの実現することが非常に困難な挑戦であるということを意味します。
Webでの調査とBernard
F6BLKの助けを得て、REFへの提案書類を準備しました。というのは、当初から、REFをこのプロジェクトに関係してほしいと考えていたからです。その提案書はREF理事会に提出され、検証された結果、REFに後援されたプロジェクトとしてTAAF
(フランス領南方・南極地域 Terres Australes et Antarctiques Françaisesの略) の長官宛に申請書が提出されました。
TAAFから最初の回答は6月にやってきました。主にアンテナの問題を中心に、多くのやりとりが続きました。
アルフレッドフォール基地はかなり小規模でほんのわずかな科学者や保守作業員しか収容できないこと、かなり厳しい機構であること、クロゼ諸島が自然保護(動植物)の対象となっていること、滞在許可のために必要な多くの申請書をTAAF長官へ提出しなければならないこと、等をを学びました。クロゼへはハムだけが行きたがっているわけではないのです。私たちは多くの問題を解決しなければなりませんでした。
数ヶ月にわたる多くのやりとりの後、私はついに許可を得ることができました。それは、2022年12月から2023年3月までの間、供給船(マリオンデュフレーヌ)が2度訪れる間です。つまり、南半球の夏で、天候にも最も恵まれる時期という、DXペディションには最良の期間です。それに、このDXペディションが、1961年12月/
1962年1月に行われたクロゼの準備滞在の60周年にも当たることになります。
このプロジェクトとその背景、私たちに課せられた作業の状況についてなど、詳細な情報をブログや写真を使ってお伝えします。また、REFのWEBサイトでもこれらブログと写真を掲載したページが開設される予定です。
これまで許可を確保するために密かに助けて頂いたすべての人へ感謝を表します。
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